インターネット業界にまだ私はいて、
ネットも接客と同じだと自分で思っているものの、
具体的にどういうことをすればネット上で接客ができるのかピンときていませんでした。
ということでちょっと学術的になってもいいから、
消費者というものが何かを知ろうということでこの本を読んでみました。
読んでみた感想としては、
今の私にはやっぱり学術的に見えて難しかったです(苦笑)
そんな中でも私なりに感じたことは、
世の中やはり色々なタイプの人がいるんだなァということ。
本の中で人の行動を色々な角度で分析、分類していました。
例えば性別・年齢はもちろん、収入や住んでいる土地でも
購買行動に傾向があるとのこと。
当たり前なことかもしれませんが、
詳細に分類されているのをみて、やはり一言で「消費者行動」といっても
把握することはなかなか難しそうだと感じました。
また、ちょっと消費者行動とは違うかもしれないのですが、
本の最初の最初に書いてあったこの言葉が私にすごく刺さりました。
『企業の第一の目的とは顧客満足である。』
忘れがちな本質が冒頭にきていてはっとしました。
結局消費者行動を知るということは消費者を知るということであり、
その上でやっと、その人にあったサービスを提供できる。
そのサービスこそが、本当のサービスである。
消費者行動論という本の冒頭にこの言葉が書かれているということは
そういう事なのだろうと感じました。