ミスタードーナツ関連ニュースまとめ

2007年10月16日:ミスタードーナツの新型店

ミスタードーナツが小型の新型店をオープンしたそうです。

 

ダスキン、新型店「ベーシック」をテスト
http://nr.nikkeibp.co.jp/topics/20071015/
(日経レストラン ONLINE)

 
この新型店は出店する際に条件があるらしく、

 

半径5kmの商圏人口が2万人以上
周辺10km以内に既存店が存在しない

などの条件を満たすところになるそうです。

 
今まであまり出店していないところに出店するために、
こういった形の店舗を出店するのだと思います。

いかにコストを抑えるか、というところが今後出店する課題になっていくのでしょうか。

 
ちなみにこの新型店は、

 

月間売り上げ400万円で、
5年間という早期に投資回収できるモデル店舗という位置づけ

らしいです。

 
月間売り上げ400万円って結構ハードル高いと思うのですが、
これで投資回収に5年かかるのですね。。。

 
先は険しいです(苦笑)

 

2008年2月21日:ミスドとモスが資本・業務提携へ!

ミスタードーナツを展開するダスキンと、モスバーガーを展開するモスフードサービスは20日、資本・業務提携を結んだと発表した。

双方の株を持ち合い、共通のオリジナル商品を開発するほか、カフェなど新業態店の展開も検討する。

ファストフード業界では昨年来、スターバックスコーヒージャパンがベーグルなどの朝食メニューを増やす一方、日本マクドナルドホールディングスが新業態店「マックカフェ」を開業するなど、業態や扱い商品の垣根を越えた競争が激化している。
さらに、原料価格の高騰や食の安全意識の高まりなどで経営環境は厳しさを増しており、ダスキンとモスの両社の関係を深めることで、経営の効率化を進め相乗効果を生み出したい考えだ。

(中日新聞より)

マックもスタバもアルバイトを経験した身としては、かなり興味深いニュースです。

特に食の安全については、ミスドは何かと問題が多かったので、モスと提携することで改善されればいいなと感じます。

また、今後どの企業がどんなアイディアで勝負してくるのか 、楽しみです!!

コーヒーショップを選ぶ理由は味よりも居心地の良さ

コーヒーショップについての調査結果がありました。

 

コーヒーショップ 選ぶ基準は「味」よりも「居心地のよさ」。コーヒー「1日2杯以上」 50代以上で約6割! 最も好きなコーヒーショップ 第1位は 「スターバックスコーヒー」
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=18092&php_value_press_session=c08978460501a5878ecf31096b199c36
(ValuePress!)

この調査結果、かなり興味深いです。

気になった結果を書くと、

 

・毎日コーヒーを飲む人は全体の75%
・コーヒーショップの利用率は約8割
・どの地域でも男性より女性の利用率の方が高い
・コーヒーショップを選ぶ基準:「コーヒーの味」40%、「居心地の良さ」46%
・コーヒーショップの利用目的:「コーヒー(イートイン)」59%、「休憩」「友人等とのおしゃべり」36%、「時間つぶし」35%
・コーヒーを飲む頻度:「1日に2杯以上」48%
・最も好きなコーヒーショップのトップは「スターバックスコーヒー」、2位は「ドトールコーヒー」、3位は名古屋市民の支持を得て、「コメダ珈琲」
・完全な「分煙」を望む声が多い

コーヒーショップを選ぶ基準は味より居心地の良さなのですね。

私も個人的にはそうなので、すごく共感できます。

ゆっくり休めることが重要だったりしますよね。

 
また、1位スターバックス、2位ドトールの結果ですが、
喫煙に関することが特出して書かれていることを考えると、
これが反映しているように思えます。

 
喫煙→ドトール
禁煙→スターバックス

 
といった形でしょうか。

これに、「どの地域でも男性より女性の利用率の方が高い」ことを加味すると、
スターバックスの方が有利な感じがします。

喫煙に関することも「居心地の良さ」に加味されるのだと思います。

 
しかし、分煙であるタリーズが5位という結果を見ると、
コメダ珈琲が名古屋で圧倒的な支持があることを差し引いても、
ブランディングが足りないのかな、とも思いますが。。。

 
しかし、毎日コーヒーを飲む人は3/4いて、
コーヒーを一日2杯以上飲む人が約半数いるのですね。

オフィスでたくさん飲んでいるということでしょうか。

 
詳しい資料はこちら(PDFファイル)

ドトールと日本レストランシステムの経営統合

ドトールとスパゲティ店「五右衛門」などを運営する日本レストランシステムが経営統合するそうです。

 

ドトール・日レスHD 規模拡大で顧客争奪図る
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200709290013a.nwc
(フジサンケイ ビジネスアイ)

食業界も少子化によりすでに激しい顧客争奪戦があるため、
規模の拡大によって生き残りを目指すそうです。

記事によると、
統合に関してドトール第2位株主の米投資ファンド、ハービンジャー・キャピタル・パートナーズが反対を表明し、
いろいろあったようです。

ドトールの鳥羽豊社長が
『投資で利益をあげるビジネスは間違いではないが、私のスタイルとは合わない』
と言っているそうですが、どう具体的に合わないのかを聞いてみたいです。

 
資金が無いと何もできないことは間違いないですから・・・。
 

スターバックスのロシア出店

9月6日にスターバックスがロシアに第1号店を出店したそうです。

 
スターバックス、ロシアに初の支店=ライバルとの厳しい競争に直面
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_biz&k=20070907014152a
(時事ドットコム)

 
今スターバックスは全世界で何か国出店しているのかと思ったら
40カ国もあるそうです。

世界進出のようなスケールの大きい話はピンとこないのですが、
それぞれの国の文化に入っていくというのはすごく大変なんだろうなあと感じます。

海外のスターバックスに行くと、日本にないドリンクやフードがあったりします。

こういうのもその国の文化に合わせていくということで重要なんだと思います。

 
スターバックス
スターバックス(アメリカのHP)
 

コーヒー豆の高騰とアートコーヒー買収

最近発表になった三菱商事のアートコーヒー買収ですが、
その要因の1つにコーヒー豆の高騰があったようです。

アートコーヒーの焙煎事業買収へ…三菱商事50億円で
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200709040001a.nwc
(フジサンケイ ビジネスアイ)

 
アートコーヒー2006年度の売上が
生豆価格の高騰や原油高による物流費などのコスト高を転嫁できなかったようです。

コーヒーはこういう季節要因があるので怖いですね・・・。

 
そういえば、UCC上島珈琲もコーヒー豆を値上げするそうです。

 
国際価格高騰、コーヒー豆値上げ UCC上島珈琲
http://coffee1.paslog.jp/article/642681.html
(コーヒー情報館)

 
環境破壊や世界的なコーヒー消費の増加を考えると、
今後も上昇していきそうですね。。。

安くておいしいコーヒーというのが今後無くなっていくのでしょうか・・・。

 
【2007/11/01:追記】
コーヒー豆の高騰により、ドトールも値上げを検討しているそうです。

ドトールが値上げ検討…コーヒーなど原材料高騰で
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071030-OHT1T00211.htm
(スポーツ報知)

 
【2009/12/03:追記】
三菱商事のアートコーヒー買収がありましたが、
今度は外食大手のゼンショーがアートコーヒーのアートカフェ事業を買収したようです。

 
コーヒー焙煎事業を三菱商事に買収しても
アートカフェ事業を回復させることは難しかったようですね。

こういった形が今後も続いていくのでしょうか。