カフェ経営でインターネットを使う理由

ふと、インターネットってどれくらい人を豊かにしてるんだろうと思うときがありました。

インターネットとカフェのイメージ写真

 
なぜならば、私は今ネット業界にいて色々なことをやっているのですが、
そもそもインターネットを使わない人もたくさんいるんだよなぁと思ったからです。

カフェプロモーションのためのインターネット

もし自分がカフェを開業したと考えたとき、
インターネットを使うかといえば使うと思います。

それは主に、カフェのプロモーションという意味で利用すると思います。

たとえば思いつくところで言うと、食べログやGoogleプレイスに自分のカフェを登録したり、
カフェ自体のサイトを作ったり、などです。

プロモーションコストは下がる

遠くの人に、比較的リアルタイムで情報を発信できることはインターネットの強みです。

昔であれば遠くの人に情報発信するには大変だったし、
その部分はインターネットを使うことによってかなりコストは下げられると思います。

コストはゼロにはならない

ただ一方ではコストは下がるのではなく、
運用という側面で発生するケースもあると思います。

インターネットはシステムを使ってある程度自動化できることも強みですが、
その自動化するまでには人的コストがかかります。

システムを作るまでにお金がかかるという意味で、
それを見越してインターネットを使わないと結局コストは下がらなかった、
みたいなことになりそうだなあと感じました。

カフェという性質

また、そもそもインターネットを使わない人もいることも踏まえたうえで、
地域性が強いリアルのカフェがちゃんとプロモーションできるのか疑問に思いました。

遠くにある世界中のカフェをインターネットで知ることができたとしても
その店舗が身近にないとなかなか足を運ぶことは難しい。

実際地域性が強いカフェという店舗を持っていたら、
チェーン店で無い限りインターネットを使って世界中に発信しても
そこまでお客さんは増えないのではないかと。

結論:コストを下げるためにネットを使う

じゃあネットを使わないかといえば、それでも私はきっと使うと思います。

なぜならばプロモーション以外にも使えるところはあると考えていて、
現状でそれは社内インフラなんじゃないかなと思っているからです。

プロモーションという側面以外も考慮したうえで、
結論、コストを下げるためにインターネットを使った方が良いのではないかと思っています。

 
今ネット業界にいるのでリアルをわかっていない状態だとは思うのですが、
ふと思ったので未来の自分のためにも書き記してみました。

米スターバックスのインターネットプロモーションと本当のサービス

アメリカスターバックスの
インターネットを活用したプロモーションは有名です。

スターバックスとインターネットのイメージ画像

 
米スターバックスのインターネットプロモーションにおける
ソーシャルメディア活用について書かれた記事がありました。

 
この記事の中で、すごく私が共感した内容がありました。

スターバックスは商品やサービスに強いこだわりを持ち、そこでしか味わえないユーザー体験を追求してきた。
また、古くからオンオフ問わず、顧客と積極的に対話し、エンゲージメントを深める姿勢を貫いてきた。
この信頼関係の蓄積が利用者の共感を呼び、多くのファ ンを醸成することになった。
そしてそのファンがスターバックスに常時アイディアを提供し、彼らのサービスがさらに洗練されていく。

最近インターネット上でのプロモーション活動として
『ソーシャルメディア』という言葉が一人歩きしているような感じを受けます。

難しいことはなくて結局は、
インターネットが進化してリアルに近い状態になってきている
ということなんだと個人的には感じています。

 
インターネットがリアルに近づいてきているということはどういうことなのか。

私はインターネットも本当のサービスを求められているのだと思います。

 
ここで本当のサービスとは米スターバックスがやっているような信頼関係の蓄積であり、
またその継続です。

それは経営面では非常にコストがかかることです。

 
昔はインターネットビジネスはコストがあまりかからないため始めやすい、
みたいな話があったかと思います。

確かに初期費用という意味では今もかわらないと思いますが、
つまりは大きく成長させるためにはコストが掛かるようになってきたのかなあと。

 
手厚く対応すればするほどコストが掛かることは間違いないのですが、
サービスを提供する以上接客が本質であり、成長を目指すのであれば
そこを軽視することは出来ない世の中になってきたんじゃないかと感じています。

スターバックスのようにリアルの店舗でお客様に接客している企業は
それを分かっているんだと思います。

 
インターネットというすぐには人の顔が見えないような世界でも、
文字を打っているのは人間で、それを見るのも人間です。

人間関係が絡む以上、
信頼関係を築くことがすべての始まりだと思った記事でした。

 
最後に一例として、米スターバックスのYoutubeチャンネルからひとつ動画をご紹介。

スターバックスのスクリーンセーバーは季節ごとに変わる

私は自分のパソコンにスターバックスのスクリーンセーバーを入れているのですが、
これが季節ごとに画像が変わります。

スターバックスのスクリーンセーバーダウンロードページ
スターバックスのスクリーンセーバーダウンロードページ

 
ずっと入れていて気付いたのですが、
ちょうどスターバックスのフェーズ(クリスマスとかハロウィンとか)が
変わるタイミングで画像も変わります。

ということはスクリーンセーバーを入れている人はみんな
スターバックスが新しいキャンペーンを始めたことが分かるということになります。

 
これを使えば単純にスクリーンセーバーのデザインが好きで入れている人にも
新しいキャンペーンを告知できるということですね。

パソコン(インターネット)を使った
うまいプロモーション方法だなあと思いました。

 
ちなみに、もうクリスマスの時期なのですね。。。(苦笑)

 

チラシをネットで見る

地域を入力すると
その近くのチラシを見れるサイトがありました。

タウンマーケット
タウンマーケット

 
普通に郵便受けに入ってくる
チラシをカラーで見ることが出来ます。

インターフェースも使いやすく、
本当に自分でチラシを広げてみている感覚で見ることが出来ます。

 
紙媒体で作った広告を
ネットでも気軽に出せるようになったら、
ちょっとコストがかかっても作ってみて良いかもしれません。

カフェによくある名刺?を参照するサイト、
作ってみようかな。。。

土居コーヒー

ネットを使ったプロモーションの例がありました。

インディアンシャンプーと土居コーヒーはどのくらい売れているのだろうか?
http://blogs.itmedia.co.jp/kyoko/2007/04/post_9588.html
(ITmedia オルタナティブ・ブログ)

そういえば、土居コーヒーの広告はこの記事を見る前にも一度見ていた記憶があります。

それぐらいの量を出しているのだと思います。
どれくらいの効果があるのか是非知りたいところです。

コーヒー豆だけ、というのもいいのだろうなあと思う今日この頃。

 

土居コーヒー