人と人

ここに書くことではないかもしれませんが、Cafeトキワ荘のメンバーが出会った店がなくなることになり、

先日ぶらりとお店に行きました。本当に久しぶりに。

そこで自分が働いていた頃の常連さんに会いました。

そういう時、自分は覚えていても、向こうは覚えていてくれるのか・・・こちらから声をかけるのをためらっていました。

でも覚えてくれているものですね。すごく嬉しかった。

お店って、お金を払って、品物を手に入れて、それだけのところもあるけど、

そうじゃない場所に関われて、働けたことは、これからもずっと生きてく糧になります。おおげさじゃなく。

結局自分の中に残るのは物じゃなく、人と、そのとき感じたことだ。。

 

 

 

 

カスタマーサービス

今日朝出勤するときに、駅前を掃除しているスーツを着た方々を見かけました。

それを見て、バイト時代のある人のことを思い出しました。

 
その人は、朝店をオープンすると必ず周りの店も含めて外に清掃に出かけていました。

朝は2人体制でやっていたため、
あまり時間をかけられない中で清掃にでかけることに疑問を投げかける人もいましたが、
個人的にはすごくいい姿勢だったと思います。

 
結局、自分たちだけでなく、周りの方も含めてその地域を作っているわけで、
自分たちだけのところがきれいであればいい、という考えではいけないのだと思います。

こういう行動もカスタマーサービスの一環なのだな、と思った朝でした。

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと

本当の接客とは何か、ということを思い出させてくれる本です。

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと
林田 正光
あさ出版 (2004/12)
売り上げランキング: 13527

あるセミナーを受けたとき、その講師の方が

「リッツカールトンのサービスはすばらしい!」

と言っていたことを思い出して買った本です。

この本に書かれてあるサービスを読んだとき、読んだだけで感動してしまいました(苦笑)

接客業のお手本のような本だと思います。

 

各個人に裁量を持ってもらうことは必要ですね。
(接客業に限ったことではないと思いますが。)

常連さん

学生の時、地元の喫茶店でバイトしてました。

いつも夜7時くらいにくる常連さんがいて、私たちバイトは勝手に「ぬ~ぼ~」

と呼んでました。

ぬ~ぼ~は、推定40歳前後、会社帰りのサラリーマンと思われ、いつも一人で来店。

同じ席に座り、温かい紅茶を注文するのです。

地元密着の小さな喫茶店だったので、常連さんが多く、お客さんとおしゃべりすることも多かったのですが、ぬ~ぼ~が発する言葉は

「紅茶」

のみでした。

ぬ~ぼ~は貧乏ゆすりが激しく、紅茶をテーブルにおくと

「がたがたがたがたWWWW」

砂糖はシュガーポットの半分くらいをどさどさ入れます。

(閉店前の準備として、シュガーポットは満タンにしてあるのですが、ぬ~ぼ~が帰ったあとは、もちろん補充)

紅茶を飲み干すと、長居することもなく退店するぬ~ぼ~。

その後には、激しい貧乏ゆすりのため落下した靴の泥と、溶けきるはずのない砂糖が残ったティーカップ。

いまでも強烈記憶に残る常連さん。。健康害してないんかしらん・・・。

もちろん常連さんがいてくれてお店がなりたってるのですが、毎日狭いお店で働いていても、いろんな人がいるなあ~、と感じて、

やはりおもしろい、飲食店勤務。

まだまだあるので、常連さんシリーズ化していいですか(笑)

でもカフェ研究というテーマからはそれるなあ~。たまに息抜きでこんなのもいいでしょか。