一人一人が楽しめる組織を作る方法(Hot Pepperミラクル・ストーリー)

会社の上司に勧められて、
『Hot Pepperミラクル・ストーリー』という本を読みました。


Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方

 
これも『「R25」のつくりかた』と同じように
Hot Pepperが作られた経緯が書かれています。

私がこの本の中で特に着目したところは、
いかにして一人一人が楽しめる組織作るかということです。

 
一人一人が楽しめる組織を作ることができたならば、
こんなにいいことはありません。

それを目指していてもなかなかできないのが現状です。

この本にはそれを打開するためのエッセンスが詰まっていると思います。

 
これをすることにより全員が楽しくなることはもちろんなのですが、
さらには一人一人が能動的に動く『有機的な組織』ができると思っています。

一人一人が能動的に動く『有機的な組織』は
誰に指示されることもなく、ボトムアップで常に改善が行われます。

これほど競争力がある組織はないと思っています。

 
この本に書かれていることを実践して、
『有機的な組織』を作っていきたいと思います。

 
話し変わりますが、最近リクルートの本ばかり読んでいます(笑)

個人的にはリクルートの理念はかなり顧客志向だと思っていて、
共感するところが多いです。

WEBで顧客心理を正しくつかむ方法(最強のWebコミュニケーションシナリオ)

「R25」のつくりかた』に引き続き、
『最強のWebコミュニケーションシナリオ』という本を読みました。


最強のWebコミュニケーションシナリオ お客さまとの絆をつくるインサイトマーケティング

 
なぜ私がこの本を読もうと思ったかといえば、
web(インターネット)はなかなかお客様の顔を見ることができず、
顧客心理を正しく把握することが難しいと思っているからです。

『「R25」のつくりかた』を読んだ後、
これをwebサイトで実施するにはどうすればいいだろうということで読んでみました。

 
読んだ結論から言うと、ちゃんとお客様のインサイトを把握することが
顧客心理を正しく把握するには重要だということがわかりました。

この部分はリアル(R25)と変わりありません。

 
一方でリアル(R25)と違うところは、
ペルソナを作成するところだと思いました。

web(インターネット)ではお客様の顔が見えないために、
ペルソナという名の『仮想ユーザー』を設定し、
その人のためにとことんサービスを提供するというやり方です。

 
どのウェブサービスも『顧客志向』でサービスを作っているという自負はあるとおもうのですが、
この本を読んで、私自身も『顧客志向』になりきれていなかったと反省しました。

 
この本には以上の事柄を達成させるのために、
『コミュニケーションシナリオ「DHIPS」』というフレームワークが提案されています。

Webサイトを運営されている方にオススメです、
ちなみに私はこのフレームワークを実際に使ってみようと思っています。

顧客心理を正しくつかむ方法(「R25」のつくりかた)

『「R25」のつくりかた』という本を最近読みました。


「R25」のつくりかた (日経プレミアシリーズ)

 
あのR25がどうやって作られていったのかが
詳しく書かれています。

私はこの本を読んで、
顧客心理を正しくつかむことは本当に重要だと改めて思いました。

 
R25はR25世代が持っているニーズのさらに奥にある「本質的な欲求」(インサイト)を見つけ、
成功していました。

そのインサイトはどうやって見つけるの?というところでいうと、
著者の方がかなり多くのリサーチをしていたようです。

 
いろいろな人に実際に話を聞いてみたり、リサーチを重ねた結果
『R25世代のインサイト』を確立していました。

R25というフリーマガジンにどういうコンテンツを入れるか入れないのかという判断軸は
すべてそのインサイトに基づいて判断していたように思えます。

 
単純な感想として、ここまでちゃんとリサーチするのはしんどいなあと思いながらも、
逆に言えばここまでしないと顧客心理を正しくつかむことはできないのだろうとも思いました。

インサイトマーケティングに興味がある方にオススメです。

世界の酒蔵から① -Kronenbourg 1664-

どんだけ投稿していなかったんでしょう・・・

 

約9ヶ月も放置していたら、ついに僕の記事数が、はるのそれの10分の1となってしまいました(笑)。あのね、ネタを集めていたのです、ネタを。えぇ。

・・・なんて、しょーもない言い訳をしてみる(笑)。

 

ま、言い訳はこれくらいにして、本題に入りましょう!

 

フランスのビールの銘柄で、Kronenbourg 1664というものがあります。Wikipediaによると、フランス国内で実に40%の売上シェアを誇っているらしい・・・日本で言うとKIRINのようなものでしょうか。

大学3年生のとき(1浪してたから21歳)、初めて行ったパリで、僕はこのビールに初めて出会い、そんでもってめちゃめちゃ大好きになってしまいました。

 

ビールは、社会人になってもう丸4年も経つ今でこそ胃がチャプチャプするまで飲めるけど、これに出会うまでは、大人になった気分になれるだけの、ただの黄色くてほろ苦い飲み物でしかなかった。

 

が、しかし!これはおいしいかった!きっとこれを飲んだお店のロケーションもよかったんでしょう。夜8時を過ぎても夕焼けが広がるパリの、セーヌ川沿いのカフェのテラス席で、ボトルから直接グイッと行ったときにはビックリしました。

 

ビールなのにフルーティ!ビールなのに苦くない!(いや、ホンとは苦かったんだろうけど、そこがロケーションのなせる技?)

 

日本に帰ったら、僕はもうこのビールしか飲まない!・・・なんてことを学生の分際で、心に決めていました。

 

ところが帰国後、このビールを取り扱っている店が少ないことに気づくんです。まず、白い文字に赤い看板の系列のお店にはまず置いてない。アイリッシュパブみたいなとこにも、ハイネケンはあってもこれはない。

 

そんな感じだったから、あるお店でこれを見つけたときには、それはもう感動しました!迷わず注文!広がるフルーティ!蘇るパリの夕焼け!

 

あれから数年経つけれど、未だにそんなに頻繁に飲めず、だからメニューに見つけたときには、必ず飲んでます。

 

いやぁ~うめぇ!このホップの香りとコク!

 

代官山の”holy”と溜池山王の”AUX BACCANAL”(つづり違ってたらゴメンナサイ)では間違いなく飲めます。ぜひお試しを。

 

しげでした。

カフェ開業関連書籍売上ランキング(2010年1月~3月)

四半期が終わりましたので、
毎回報告差し上げている『カフェ開業関連書籍売上ランキング』です。

 
※本をクリックするとAmazonで詳細を確認できます。

1位


ゼロからつくる、はじめてのカフェ

2位


1杯のカフェの力を信じますか?

3位


日本一カフェで街を変える男―人、モノ、金が輝くスーパー経営術

 
『ゼロからつくる、はじめてのカフェ』は毎回不動の1位ですが、
今回3位に『日本一カフェで街を変える男―人、モノ、金が輝くスーパー経営術』が入りました。

『カフェ開業』も盛り上がってきて、
経営に目をむける方が増えたのでしょうか。

 
私自身は最近、本をよむことをサボっているので(苦笑)、
そろそろたまってきたカフェ関連書籍を読みあさろうと思います。