優先順位づけと効率化が最短距離とは限らない

「優先順位をつけてうまくやりましょう」
という話がよくあるかと思います。
優先順位のイメージ画像

 
実際のところ私自身、
優先順位づけと効率化をとても重要視しています。

なぜならば、それが何かの目的を達成するための
最短ルートだと考えているからです。

 
しかし最近、これが一番いい方法ではないのではないか、
と思い始めました。

 
こういう風に思うようになったのは、
自分の気持ちがのっていないときがあったことと、
自分が想定しないぐらい大量の仕事があったことがきっかけです。

このときに「うまくやろう」とすると、
モチベーションがさらに下がってしまって、
結局効率が悪いことに気づきました。

 
それよりも、その時に自分が一番やりたいことをやるほうが
よっぽど自分の身になる。

そのやりたいことが今追い求めている目的に近づくものではない
とその時は思っても、意外と時間が経つと
あの時やっておいてよかったと思うことが結構あるような気がしています。

もちろん、期限がある仕事については
期限を守ることが前提なのですが。

 
やはり自分のやりたいことをやっているときが
一番パフォーマンスを発揮できる、という事なのだと最近感じています。

サービスとは更新されるという期待感

最近仕事をしていて
サービスのことについて考える機会がありました。

更新感のイメージ写真

 
「サービスとは何か?」

この問に対しての回答は
色々な要素があるかと思います。

ただ最近思ったことは、
シンプルに「更新される」期待感なのではないかということです。

 
例えば私はiPhoneのようなAppleの製品が好きです。

なぜなら、携帯本体を変えることなく
OSはアップデートされ、アプリもたくさん新しいのが出て
どんどん更新されていく感があります。

 
新しいものを取り入れたいというのは
人間の必然なんじゃないか、そう思い始めました。

サービスも同じで常に新しいものを求められている。

そういうものじゃないかと思います。

一人ですることとみんなですることの違い

前回の『事業における拡大目線と最適化目線』の続きで、
また思ったことを書き記します。

みんなで仕事をすること

 
基本的なことかもしれないのですが、
最近みんなで仕事をすることは素晴らしいことだなあと感じています。

なぜならば、自分が思ってもいないことがアイデアとして出てきたり、
自分が間違えそうになったときに指摘してもらえたりするからです。

これはひとりで仕事していたら得られないことだと思います。

 
マネジメントとは自分の範囲内に人を動かすことではない、
ということを聞いたことがあります。

つまりは、自分が持っていない領域や目線を他の人が持っていることにより、
よりスピード感を持って大きくなれるのだということでした。

 
今の仕事の中で私がひとりで始めて、
今は一緒にやってくれるパートナーがいる仕事があります。

最近その仕事をしているときに
すごくこのことを感じています。

 
『多様性を受け入れる』とはこういう事なのかもしれません。

事業における拡大目線と最適化目線

最近仕事をしていて思うことを
備忘録として残したいと思います。

最適化はパズルのピースを埋めるイメージ

 
今やっている仕事内容や私の性格を含めて、
私は結構『最適化目線』になりがちです。

ここでいう『最適化目線』とは、
例えば10%だったものを20%にしましょうというもので、
確率をアップさせる、といったイメージです。

最近、これだけでは事業は大きくできないかもしれない
と思っています。

 
もちろん『最適化目線』は重要なのですが、
これは事業自体にポテンシャルがあって
それを生かしきれていないときに実行するとインパクトがあるかと思います。

逆に言えばポテンシャルがない場合には、
やったとしてもあまり大きな効果は得られません。

ここで必要になる目線が『拡大目線』です。

 
とりあえず確率で言う分母を大きくするために、
できることを高速で実行する。

実行すれば見えてくることがあるので、
それをもってPDCAサイクルを回す。

特に新規事業などではこういった目線が
重要になるかと考えています。

 
これらはもちろんどちらが重要かという議論ではなく、
今、どちらを選択するかということなのだと思います。

そういった意味で言うと、
自分が今どのフェーズにいるのかをちゃんと認識しているかが
すごく重要なのだと思っています。

 
PLをひいて事業を見るとはこういうことなのかなあと
実感している今日この頃です。

人の意見を聞くことで仮説の精度を上げる

最近仕事をしていて気をつけていることを書きたいと思います。

人に意見を聞く

 
何かしらのことで自分の意見を発言するときは、
まずその意見に対して周りの人に質問し、
それに対する意見を聞くようにしています。

なぜならば、自分の意見が正しいかどうかわからないからです。

 
自分の意見はひとつの仮説にすぎず、
それが正しいかどうかわかりません。

私は性格的にひとりで全部やってしまうくせがあるのですが、
それで結果的にうまくいっていないことがよくあることに気づきました。

 
それに気づいてから、
なるべく人の意見を聞くようにしています。

あくまでゴールは事業がうまくいくことであり、
自分の意見が正しいかどうかは問題ではないからです。

 
ひとりで仕事はできないのだなあと強く感じています。

 
内容はちょっと違うのですが、
会社の上司に以下の本を薦めてもらって読みました。

今の私にぴったりでした、興味がある方は是非。

 

あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール (アスカビジネス)