世界の酒蔵から⑨ -Weihenstephaner Hefeweissbier-

長い名前です(笑)。

9回目となります今回は、再びドイツに舞い戻るのです。

ドイツの、Weihenstephaner Hefeweissbier。”ヴァイエンシュテファン ヘフェヴァイス”と読むようです。

先日、たまプラーザの東急ストアで初めて見つけて、ラベルに惹かれて所謂”ジャケ買い”したわけですが、実はこのビール、世界最古のビールとして有名なんだそうです。なぁんも知らんかった!!

1040年、ドイツはミュンヘン郊外の修道院で生まれたこのビールは、一時はバイエルン王家御用達のビールとなり、今もその地でバイエルン州公営の下生産されています。ミュンヘン空港の近所だそうです。

黄金色で少し濁っているこのビール。

一口飲んで、「パイナップル」だと思いました。非常にフルーティーで苦味も弱く、ジョッキでゴキュッゴキュッ!っと飲んでしまいたくなるビールです。

とても飲みやすい。前回のLION STOUTとは対極にいるビールである気がします。

一緒に合うものといえばなんでしょうか?揚げ物?少し「重たい」料理を食べても、サラッと流してくれそうです。

または、ドイツということでベタですが、ソーセージの盛り合わせ?ぶっとくてジューシーなフランクフルトと合わせれば、それはそれはもうめくるめく至福の世界へいらっしゃ~い・・・みたいな。

ちなみに至福って、英語でいうとcloud nineというそうです。

うん、このビールはおいしい。

Kronenbourg 1664も大好きですが、これもすごく好きになりました。これを生で飲めるお店に行きたい!!

僕らのお店でもこれを出したいなぁ・・・

Shige.

世界の酒蔵から⑧ -LION STOUT-

一体何時ぶりの投稿なんだか・・・⑥はもう半年以上前でございますw

世界中の名だたるビールに、生意気ながら意見しちゃうこのコーナー。久しぶりの記事アップです。

前回はビールの本場・ドイツでした。そして今回は、(僕には)あまりビールのイメージがない国・スリランカでございます。

スリランカと言えば、やはり紅茶でしょうか。それにカレー!

でも、今回紹介するLION STOUTは、1881年から続くスリランカの老舗・CEYLON BREWERYのビールです。このBREWERYはデンマークのCARLSBERGをスリランカで現地生産しており、さしづめスリランカのサントリーといったとこでしょうか。

さて、このLION STOUT、アルコール度数は8.8と若干高めでパンチのあるビールでした。

僕が感じた風味は甘みと香ばしさで、例えるならビターなチョコレートまたはバナナ。

がぶ飲みするようなビールではないなぁと思いました。これ一本で一晩いけるってくらい、じっくり飲みたいビール。

ほんとに一晩かけたら気が抜けちゃいますけどね。

また飲んでみたいと思いました。

Shige.

世界の酒蔵から⑦ -Pumpkinhead Ale-

お酒の飲めない私がこのシリーズを書くことになるとは
おもってなかったのですが(笑)、面白いビールがあったので紹介します。

Pumpkinhead Ale

 
仕事でワシントンに行った時に、
同僚が頼んでいたビールです。

 
英語ができる方がその場で調べたところ、
このビールを造っている会社は色々風変わりなビールを出しているようです。

季節ごとにテイストも変えていて、
ハロウィンだったこともありこのビールだとのことでした。

 
癖があって同僚は飲みきれていませんでしたが(笑)、
興味がある方は飲んでみてください。

Shipyard Brewing Company
Shipyard Brewing Company

世界の酒蔵から⑥ -BECK’S-

書けるときにダダッと書いちゃえ!

ってことで、次なるビールはドイツビールの代表格、BECK’Sでございます。

BECK’Sは、ドイツ・ブレーメンに本拠を置くドイツの老舗ビールメーカーで、創業は1873年。日本では明治に入って7年てとこでしょうか。

USA・UK・ロシア・ウクライナ・ルーマニア・イタリア・日本等世界100ヶ国以上に輸出されていて、ドイツビールの中では輸出量No.1のブランドなんだとか。なお、今BECK’Sは、BUDWISERで有名なAnheuser-Busch InBevのビールブランドの一つになっているようです。思えばBUDWEISERと似たようなビールかも・・・

なんともオーソドックスな、飲みやすく、またキレがあり、ゴクゴク飲んでしまいそうな軽いビールだと思いました。第5弾のドゥシャスデブルゴーニュみたいな強い個性はないと思います。

これには・・・唐揚げ・ハンバーガー・フライドポテト・オニオンリングなどが似合いそうな気がします。ドイツビールなだけに、例えばBECK’S片手にドルトムントvsヴォルフスブルグの試合を観戦とかいいですね。

そういやぁ最近サッカー観戦行ってないなぁ・・・森本が代表デビューした日本vsスコットランドが最後です。あれいつだったっけ?大昔に思えます。

しげでした。

世界の酒蔵から⑤ -DUCHESSE DE BOURGOGNE-

すっかりご無沙汰しておりました。このシリーズ。

前回は第4弾として、インドビールについてツラツラと書きました。

が!その後、実にいろいろなことがありまして・・・

実は勤務先で人事異動がありまして、3年と3ヶ月ほど過ごしました名古屋から、横浜の方へ帰ってきたのです。新しい部署の主な取引相手国は何とインド(笑)。何かの前触れだったのでしょうか・・・そんなことはないか・・・

町田に実家があるから、一瞬だけ実家に戻ることも考えましたが、結局今川崎市高津区で一人暮らしをしております。溝の口の一つ東京側。

そんなわけで、今回紹介させていただきますビールは、その溝の口にあるバーでいただいたビールでございます。

何て読むでしょう?ドゥシェッセデブールゴグネ・・・ぶー(笑)。

「ドゥシャス デ ブルゴーニュ」、と読みます。バーテンダーの方は名前を言いながらサーブしたんでしょうが、聞き取れなかった・・・裏に貼られた輸入業者による日本語のラベルを見て理解しました。

表のラベルも、大半のビールとは趣が異なります。”ドゥシャス”とは「侯爵夫人」という意味があるそうで、ブルゴーニュ公国のメアリー侯爵夫人にちなんだビールなんだとか。その方をモデルにした絵画のようなラベルです。

バーテンダーによると、これはなんでも、ワイン樽で醸造したビールなんだとか。たしかに、言われて見ると、武道・・・じゃなくて葡萄の風味を感じました。そして一旦葡萄と思ってしまうと、寧ろもう味濃い目のスパークリングワイン(赤)としか思えない・・・みたいな。

見た目も赤ワインのように赤みがかった色をしています。

ワインのような渋みや甘味、そして華やかな香りを感じ取ることができました。

さらに突き詰めると(?)、カシスのような(というかどこかで食べたカシスシャーベットみたいな)、プルーンみたいな、そんな風味がします。

このワイン・・・じゃなかったビールには、肉肉しい料理がぴったり合いそうです。ということで、ベーコンステーキなるものがありましたのでいただきました。

んもう。わお。

チョコレートも合いそうですね、このビールなら。

会計金額にメンタマが飛び出そうになりましたが、美味しかったので、また他のお店で飲んで見ようと思いました(笑)。

しげでした。