【カフェ巡り】今で言うところの…

カフェ?

 

先週の日曜日(もう1週間経ったのか…)、久しぶりにちょっとした遠出をしました。

森林が生み出す新鮮な空気と、シェフが生み出す超絶なビーフシチューを味わおうと箱根に行ったのですが、そのお店は少し形態が変わり、残念ながら超絶シチューを味わうことはできませんでした。それで、代わりにというわけではないけれど、帰りがけに元箱根から湯本へ降りる道の途中にある「甘酒茶屋」に寄り道しました。

               

昔から今の位置にあったらしいこのお店は、東海道でも最大の難所と言われた箱根の旧街道の、すぐ脇に建っています。現在は、300年(!!)も続いた建物をその一部を再利用しながら改築しているとのことで、プレハブの店舗で営業されていましたが、店舗の奥へ目をやると、そのまま意識だけ江戸の頃にタイムスリップできそうな光景が残っています。

        

どうです?今にも佐川急便のトラック・・・ではなく、本物の飛脚が駆け抜けて行きそうでしょう?仮装ではなく本物の大名行列が偉そうに通り過ぎて行きそうでしょう?この風景が、何人もの旅人が店の前を行きかっているような気持ちにさせます。

このお店で、僕らは甘酒・磯辺もち・ずんだもち・みそおでんをいただきました。いただきすぎ?お茶は麦茶に薬草が入ったもの。疲れが癒されそうです。

きっとこのお店は昔から街道を行き来する人々に、癒しと次へのパワーを与えてきたのでしょう。「旅は道連れ~」なんてことわざもあるくらいだから、ここで仲良くなって、一緒に旅を続ける…なんてこともたくさんあったはず。

くつろぎの時間・スペースを提供し、人と人のつながりをひろげる・・・”カフェの原点”に触れた気がしました。

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