効率を重視するあまり…

例え時間や手間がかかったとしても最初のうちはクオリティを最重要視していた。

けれど、安定した基盤みたいなものができてきて、ちょっとやそっとじゃ経営が傾かないようになると、今度はそのクオリティをもっと世の中に広めよう(またはもっと稼ごう)とするため、クオリティよりも効率を重視するようになった。

効率を重視するあまり、肝心のクオリティはいつの間にかかなりよろしくないものになっていて、気づいてみれば地道に増やしてきた常連さんがどんどん離れていく。

…なんてことはどの世界でもあることです。

よく映画とかドラマのストーリーでもあるよね、こういう展開。こういうジレンマ。

今のスターバックスもこういうジレンマの只中にいるような気がしてなりません。

前々回の投稿ではるが書いているように、スタバといえばLA MARZOCCO。

バリスタ一人一人が、一つずつ丁寧にこだわりを持って(しかも外から見ても楽しそうに)、ドリンクを作っていたからこそ、ここまで世の中に広まっていったはずなのに、最近そのバリスタの存在を半分否定するかのように、全自動の機械が広まりつつあります。

めちゃめちゃ混んでるけど、スペースは限られているから人員もマルゾッコも増やすわけにはいかない…しかしお客様を長時間お待たせするわけにもいかない…じゃあ…ってことで、その機械の採用を決めたんだろうけど、そのときクオリティについてきちんと評価したのかなぁ。

全自動の機械にするとクオリティがガタ落ちかというと、そうでもない。きっとわからない人の方が圧倒的に多い。むしろ機械が作る味だから、常にムラのないクオリティを提供できる。でも、無機質さ・味気なさは否めません。こう感じるのは僕だけかなぁ?…やはりどちらが温かいかというと、オートマティックな機械ではなく、バリスタの手で作ったほうじゃないでしょうか?エスプレッソにしてもカプチーノにしても何にしても。

いつの間にか”こだわり”を忘れている気がする…

↓↓の記事を読んで、また色んなお店に行っていて、思わずかなりの上から目線で意見したくなりました。

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070322/usa070322000.htm

皆さんはどう思いますか?

 

しげでした。

東京にも三ツ星レストランが!

できるかもしれません。いや、すでにもうあるんだろうけど、あの有名なミシュランガイドの東京版が、今度発行されるそうです!以下記事抜粋。

 

タイヤ世界大手の仏ミシュランは14日、欧州を中心としたレストランとホテルの格付け本として知られる「ミシュランガイド」の日本版を今年11月に発行すると発表した。

 「ミシュランガイド東京」として、日本語版と英語版を発行する。昨年5月から、東京23区内の1200~1500軒のレストランと50~60軒のホテルを、日本人を含む5人の調査担当社員が客を装って評価作業を進めている。

レストランは和洋中などすべての種類が対象で、最終的に何軒を格付けするかは未定。将来は京都や大阪などにも対象を広げる。

 

僕らのカフェも、将来的にここに掲載されてたりして…カフェだから載らないだろって?いやいや、何にしても「例外」ってあるじゃないですか。

しげでした。

Jean-Paul Hevin

久しぶりの投稿です。

さて、昨日久しぶりにJean-Paul Hevinに行きました。日本国内にまだ数店しかないチョコレートの名店です。本店はParis。首都圏周辺では、まだ新宿と表参道だけなはず…

http://www.jph-japon.co.jp/

 

ガラス張りのその概観はジュエリーショップのよう。チョコレートをジュエリーと同等に扱い、各チョコレートを陳列するショーケースの中は常に6℃程度に保たれています。客側から温度が見えるようにデジタル温度計が設置されているのも、信頼を高めるためでしょうか。

名店なだけあって、いつも入り口には長蛇の列が。並んで並んでやっと入り口にたどり着くと、店員さんがドアを開けてくれます。まるで高級ホテルみたい。チョコレートの高級ブランドってことですね。お店からしてみれば、客の出入りそのもののためや店内があまり混みあわないよう客数を調整するため、ということもあるかと思います。あんまり混んでると、そうゆっくりと選んでらんないもんね。

入店すれば、そこはチョコレート天国。おっと、そこではチョコレートなどと言わず、ショコラ、といいます。

陳列されたショコラによだれを垂らしそうになるくらい見とれていると、店員さんが必ず声をかけてくれます。こちらが欲しいものを告げると、手袋(←ビニールの手袋ではない!)をした店員さんが、トングで一つずつ丁寧に取ってくれます。

商品名はどれもフランス語なため、わからないものは気軽に質問。いつも即答してくれます。

ちなみにここの売れ筋はマカロンらしい…たしかにおいしいんです。いろんなフレーバーがあって、きっと飽きることはないでしょう。ケーキもあります。めっちゃ幸せになれます。

で、各ショコラやケーキ等を売っているCAVE A CHOCOLATの横に、BAR A CHOCOLATがあります。ここはJean-Paul Hevinのショコラをドリンクとして味わうことができるお店。新宿と広島だけです。ここはまだ入ったことがない…そのうち行ってみるつもりです。

ちなみに、新宿店は伊勢丹の地下1階にあります。 ぜひぜひ行ってみてください。 

至るところで自らのブランドをアピールしているけど、でも卑しくない…ブランド力を高めつつお客さんをたくさん集めるって、結構大変なことなんだろうなぁ…だけども僕らも…と思ったしげでした。

 

キムチオムレツ

あまりカフェには似つかわしくないメニューかもしれませんが…(笑)。

カフェ飯研究第2弾!!

まだ学生だった頃、試験期間中で一日中家にいるときがたまにありました。そんなときにふと小腹が空いて、気分転換もかねて何か食べようかと冷蔵庫を開けると、すぐに食べられるものは何もない。けれども、何かしら材料はある…そのときにパッと目に付いたのは「おきあみ入り韓国キムチ」と「卵」。…よしっ!

てなわけで、勘とノリで作り始めた料理がタイトルの卵焼きなんです。

作り方は超カンタン!!作り方も何も…て感じだけど、 

とりあえず卵を2個取り出し、割って、かき混ぜてみる。

このとき「カラザ」は取り除いておきましょうか。あってもなくてもどちらでも構いませんが…(抗がん作用のある”シアル酸”というものが含まれているからカラダにはいいらしい。)

次に、キムチを適当な量切り刻んでおきます。できるだけ小さくね。入れすぎると辛くなるし、少ないと何か物足りないし…お好みで。

そして、この両者を合わせてかき混ぜます。 

一気にアッツアツのフライパンに投入…の前に、ごま油をひきましょう。これまた適当に。油ビタビタな玉子焼きにならないように気をつけて。

一面にひいたら、ドドッと投入!あっという間に半熟になるので、そしたら形を整えて、お皿に盛り付けできあがり。

ね、カンタンでしょ?!

ご飯ととってもよく合います☆

ぜひお試しを。

 

しげでした。

 

花泥棒は珈琲屋です。

タイトルは、下北沢にある喫茶店の名前です。

お店の名前って、普通単語のみですよね?こんな名前もあるんだなぁと思いつつ、ちょっと寄ってみました。

店内はとっても静かで、非常にリラックスできます!とても落ち着いた雰囲気。

なので、あまり大声では話せないし、ケータイでメールすることすら憚られます。禁止されてるわけではありませんが… 

さて、お店の名前が珍しければ、そこで飲むことができる珈琲の銘柄にも珍しいものがありました。

なんと、中国・雲南省産の珈琲。迷わず注文。

僕が感じたこの珈琲の風味は…少し渋みと酸味があるけども、決して不快な渋みではなく、あっさりとしてて飲みやすい。そして華やかな香りも感じます。

皆さんも是非お試しあれ!

珍しい珈琲といえば、昨日素敵なニュースをみました。フランス領レユニオン島で、ルイ15世なども飲んだと言われている幻のコーヒー「ブルボン・ポワントゥ」が復活したんだそうです。栽培が難しく、いつしか姿を消したそうですが、見事復活。これには日本のコーヒーメーカーの技術者も関わっているそうで、なぜか誇らしく思ったりして。そういう仕事に関わってみたいと、今でも思います。

それにしても優雅な名前だ…どんな風味なんでしょうか?!ニュースでは「レモンの花のような香りで、軽やかでハイクオリティ」と書いてありました。

今春日本市場向けに販売を始めるそうですが…希少なだけに高いんだろうなぁ…

ん~飲みたい!